REALFORCEケーブル自作
REALFORCEには太くて長~いケーブルがあります。
邪魔なので短いケーブルに交換してデスク周りをスッキリさせました。
USBケーブルの断線した場合の修理するときも対応可能です。
分解方法
基盤の写真爪を外すと簡単に裏蓋を外すことができます。
基板上のコネクタ形状
機種によって2パターンあるらしい
手元にちょうど2種類のコネクタ形状があった。
REALFORCE91UBK NG01B0
EHR-5コネクタ
左から 赤 黒 白 緑 灰
REALFORCE91UDK-G NG02B0
EHR-4コネクタ + 裸圧着端子 (R形)丸形
写真上から 赤 白 緑 黒
USBケーブルの仕様
- 赤:+5V
- 黒:GND
- 白:D-
- 緑:D+
- グレー or 丸形端子:アース(GND)的なもの、USBフレームにつなげる。(なくても動く)
ここでは 91UBK 用にEHR-5で短いケーブルを作成していきます。
必要なもの
- 適当なUSBケーブル(25cm以上)
USBケーブルは充電用ではなく、データ通信用のもの。USB3.0やLightningケーブルは選ばない。 - EHR-5コネクタハウジング
- EHシリーズ用端子×5
- 精密圧着ペンチ
- (できたら) ケーブルストリッパー
USBケーブルの皮膜を剥くのに便利。手先が器用ならニッパーだけでOK - (できたら) 熱収縮チューブ + 半田コテ
根本がきれいに仕上がる。適当な絶縁テープでも可。
EHRコネクタ関連は、Amazonだと高いのしかないのでRSオンラインで買った。
JST コネクタハウジング 5極 ピッチ:2.5mm 1列 EHR-5
JST 端子 EHシリーズ メス 圧着
手順
① USBケーブルを切る
ケーブル部分が20cm程度ないと、裏蓋の開け締めが困難になるので25cm程度で切り、ケーブルを剥いておく。
② コネクタを付ける
EH端子を4本圧着する。
5本目はめんどくさいので用意しなかった。
5本目をちゃんとしたい人は、USBケーブルの信号線を包んでいる金属皮膜にハンダ付けするのが良さそう。
※5/22 追記
5本目ガン無視してすごしてますが、特に弊害はなくREALFORCEは元気です。
コネクタがあると熱収縮チューブが付けられないので、熱収縮チューブを差し込んでおく
EHR5のハウジングに、端子を差し込んでいく。順番を間違えないように気をつける。
ハウジングを付けたら、熱収縮チューブを半田コテで加熱して収縮させる。
③ 基盤への取り付け
基盤に取り付けて、ケースを閉める
完成
REALFORCEで、お好みのUSB延長ケーブルが使えるように!!自分はかえうちユーザーなのでUSB(オス)を付けたけど、MiniUSB(メス)を付けたらHHKBと同じ感じに使えるかと。
これで、ケースに穴を開けることなく、ケーブルの着脱がやりやすくなりました。
間に かえうち、USB2BT、Keyboard Quantizer B など挟み放題です。
Keyboard Quantizer Bを導入した件はこちらをチェック
手元のケーブルを抜いてキーボードをしまうことで、デスク上に作業スペースを確保しやすくなりました!
-
前の記事
Raspberry Piの型番確認方法 2021.04.30
-
次の記事
HHKBを無改造でBluetooth化してみた 2021.05.22